消化不良予防が期待できる中国茶とは?鉄羅漢

そもそも消化不良とは、どういう症状なのか?

消化不良とは、筋肉、神経、器官などの身体的な疾患は見られないものの、

胃腸の働きが低下して、胸やけ、吐き気、食欲不振など、

さまざまな症状が慢性的に引き起こされる症状のことを言います。

通常なら、食べたものは胃腸の運動や胃酸、消化酵素などによって消化され、

吸収されやすくするために小さい形になるのですが、

消化不良が起こることで、食べ物が吸収されにくくなります。

消化不良を引き起こす要因として考えられるのが、

食べ過ぎや飲みすぎにあります。

脂肪分の多い食べ物を多く摂ったり、

アルコールや炭酸飲料などの飲みすぎなども、

胃酸の分泌に不調が起き、消化酵素を分泌するすい臓の機能も低下することで、

消化不良を引き起こしやすくなってしまうのです。

あとは、早食いをすることもよくありません。

早食いをすると、

食べ物が消化しやすいような形になるまで噛み砕かれないまま胃に運ばれるので、

消化に時間がかかってしまい、消化不良を起こしやすくなります。

もう一つの要因としては、長期的なストレスにあります。

ストレスが長く続くと、自律神経のバランスが乱れ、

次第に胃腸の機能も低下するので、消化不良のリスクが高まってしまいます。

中国茶の鉄羅漢は消化不良とどう関係があるのか?

もともと中国では、お茶は主に「薬」として扱ってきたこともあり、

病気にかかる前にお茶を飲んで、常に予防や対策を取っていたと言われています。

その中でも、中国茶の鉄羅漢(てつらかん)という種類のお茶には、

消化不良などを予防する効果があると言われています。

鉄羅漢には、渋み成分である「タンニン」が豊富に含まれており、

これには胃腸の調子を整える働きがあることが確認されています。

さらに鉄羅漢に含まれる「カフェイン」には、

胃液の分泌を正常に保ち、促進させる働きがあるということから、

「タンニン」と「カフェイン」の2つの成分によるダブル効果で、

消化不良を予防することが期待されています。

鉄羅漢の詳しい特徴とは?

鉄羅漢(てつらかん)は、中国茶の青茶の一種である、

武夷岩茶(ぶいがんちゃ)に分類されるお茶です。

尚、日本でも馴染みのあるウーロン茶をはじめとしたお茶も、

この青茶の仲間となります。

武夷岩茶は、青茶の中でも貴重なお茶として有名であり、

独芳ばしさだけではなく、渋みや甘みもバランスよく入っているお茶です。

鉄羅漢は、中国の南東部に位置する、

福建省武夷山市という町で主に生産がおこなわれています。

茶摘みの時期は5月中旬ごろと、ほかのお茶と比べてもかなり限定的です。

茶葉はやや細長く、少し赤みがかった褐色をしているのが特徴です。

香りは芳ばしく、岩韻と呼ばれる鉄羅漢独自の甘い香りの風味が絶妙です。


【参考文献】董占軍(とうせんぐん)(2012)『茶のチカラ‐薬になる中国茶図鑑』.講談社

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