中国茶の羅布麻茶ってどんなお茶?高血圧症に効果的なワケは?

中国茶の羅布麻茶ってどんなお茶?

羅布麻茶(らふまちゃ)とは、

中国北部や西部に原産するキョウチクトウ科の葉を乾燥させた、

いわば最近で言うところの「健康茶」と呼ばれるものです。

古くから羅布麻茶は、

地元の人々の間では体に良いお茶として親しまれていました。

自然に生えている羅布麻を、そのままお茶として飲んでいることが多く、

「羅布麻が生えているところは、長寿の里」

というふうに言われるほど、羅布麻茶は健康によいとされているようです。

血圧を安定させる効果があると言われていたのはなぜ?

多くの日本人は、「血圧」と聞くと、

単純に血圧が高い「高血圧」とイメージしがちかと思いますが、

実はそれだけではありません。

反対に、血圧が低い人、つまり「低血圧」の人も、注意が必要なのです。

これは、低血圧が進むことによって、

ふらつき、立ちくらみといった症状だけでなく、

倦怠感や疲労感、眠気、手足の冷えなどの症状も引き起こす可能性があるからです。

さらに、低血圧が深刻な場合であれば、

失神発作や一過性脳虚血発作(TIA)などの症状も引き起こす可能性があるため、

決して低血圧もあなどれません。

一方、羅布麻茶を飲むことで、

高血圧と低血圧の両方に対して効果的であるということが分かってきたようです。

ある臨床試験によると、高血圧と低血圧の両方の患者において、

どちらも80%以上の人に効果が現れたと報告されています。

このほか、コレステロール値や血糖値といった、

多くの日本人を悩ます生活習慣病の予防だったり、

腸内環境を整える働きや、自律神経を整える働き、

さらにはストレスの抑制にも効果的とされています。

羅布麻茶には、ルチンやカテキン、塩化カルシウムといった成分が含まれているため、

このような症状を和らげる効果があると言われています。

高血圧症とはどんな病気なのか?

高血圧症は、別名サイレント・キラーと呼ばれることがあります。

これはどういうことなのかというと、

ハッキリとした自覚症状が分からないために、

何ヶ月、何年と血圧の高いまま放置しておくことで、

動脈硬化のリスクを高め、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こし、

最悪の場合は、死に至るような恐ろしい病気なのです。

やはり一番怖いのが、血圧が高くなっていることに対して、

自分では全くと言っていいほど気づいていないことにあるでしょう。

このように、高血圧症は自覚症状がほとんど無いので、

つい軽い気持ちで考えてしまいますが、

それこそが高血圧症の一番恐ろしい部分なのです。

羅布麻茶の詳しい特徴とは?

羅布麻茶は、中国北西部に位置する、

新疆ウイグル自治区(しんきょうウイグルじちく)という地域をはじめとした、

中国各地で収穫されているお茶です。

収穫時期は一年中を通して行われているため、

他の中国茶のような、季節による味の変化はありません。

ハーブのようなさわやかな香りと、

ほのかな甘みが混ざり合った風味となっており、

ノンカフェインなので小さな子供やお年寄りの人でも気軽に飲むことができます。


【参考文献】董占軍(とうせんぐん)(2012)『茶のチカラ‐薬になる中国茶図鑑』.講談社

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク