中国六大茶類って何?どんな特徴があるの?その3

中国六大茶類とは何か?

中国六大茶類とは、

中国茶である青茶・黒茶・緑茶・紅茶・白茶・黄茶のことを意味します。

上記のように、中国六大茶類では、

製法によって大きく6種類に分けられるるのです。

さらに深く掘り下げると、中国茶として飲まれるものは、

事実、1000種類以上にも及ぶほどの、膨大な数があります。

しかし、ある程度製法が似ている、

もしくは地域によって微妙に呼び名が異なるものも存在しているため、

これらを含め、中国六大茶類として分類されているのです。

中国茶は製法によって十人十色になるのは本当?

中国茶の場合は、産地や茶摘みの時期によって、

かなりきめ細かく分類されるのですが、

元をたどれば、どんな種類であろうが、

同じ茶ノ樹から収穫されるものなのです。

なので、青茶(ウーロン茶など)や黒茶(プーアル茶など)と、

呼び名はそれぞれ違っていますが、

極端な話、実際のところはどれも同じ茶葉を使っているのです。

青茶や黒茶などのように種類が分けられるのは、

主に製法の違いが生じるためなのです。

そして、製法の違いによって、

中国六大茶類という概念が存在しています。

黒茶

プーアル茶

黒茶は、微生物(麹菌等)の働きを利用して、

数ヶ月以上と長期間にわたって発酵させた中国茶の一つです。

日本でも以前に、ダイエット効果があるお茶として、一時期ブームを浴びていた、

あのプーアル茶も、実は黒茶の仲間になるのです。

プーアル茶をはじめとした黒茶は、「後発酵茶」と呼ばれており、

茶葉を高温多湿の環境の中で、しばらく積み重ねた状態にし、

麹菌などの微生物の働きによって発酵を促してつくられます。

黒茶の主な産地は、雲南省で多く生産が行われているプーアル茶をはじめ、

四川省や湖南省となどとなっています。

水色はとても濃く、独特の香りを放つ黒茶は、

まろやかな味わいが特徴の風味を持っています。

紅茶

紅茶は、摘み取った茶葉とその芽を萎凋(乾燥)させたのち、

しっかりともみ込んで茶葉が紅色になるまで発酵させてつくられる、

「全発酵茶」に分類されているお茶です。

紅茶の場合の発酵では、黒茶のような微生物による発酵ではなく、

茶葉にもとから含まれている酵素を活用して発酵を促すという、

酸化発酵による製造方法を取り入れています。

また、紅茶もウーロン茶やプーアル茶などと並び、

日本では多くの人に飲まれている有名な中国茶ですが、

本場中国では、安徽省で生産が行われている祁門紅茶(キームンこうちゃ)や、

福建省で生産されている正山小種(ラプサン・スーチョン)など、

多様な種類があります。

また、中国紅茶の場合は、茶葉を細かく切断せずにつくられるのが特徴であり、

その分、豊かな香りを放つものが多くなっています。


【参考文献】董占軍(とうせんぐん)(2012)『茶のチカラ‐薬になる中国茶図鑑』.講談社

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