黒茶ってどんなお茶?ビンテージやダイエットブームについて

中国茶の黒茶ってどんなお茶?

プーアル茶

中国茶の一つである黒茶(ヘイチャア)には、

実は日本でもかなり有名なお茶があります。

それは、一時期ブームになったあのプーアル茶なのです。

プーアル茶と言えば、今から30年くらい前に、CMなどで話題となった影響で、

飲むとダイエット効果があると言われるようになりました。

今でも脂肪を減らす効果があるとして、

特に健康食品では多くのプーアル茶が販売されています。

そして、プーアル茶を含んだ相称である黒茶というのは、

より長く熟成させたものほど、その価値は高くなる傾向にあるため、

いわばワインなどのような扱い方をしています。

そのほかの中国茶や日本茶(例えば一番茶)であれば、

より新しく生産されたものが、最も価値が高くなるのが普通ですが、

黒茶の場合はその真逆であり、

熟成期間が長ければ長いほど、風味に奥深さが醸し出され、

価値や値段も上昇するのです。

黒茶のビンテージって何?

よくプーアル茶などを選ぶときに、

「ビンテージ」という言葉を耳にすることが多々あります。

このビンテージというのは、長く熟成された価値の高い黒茶のことを意味しています。

先ほども述べたように、黒茶の場合は古いものほど価値が高くなり、重宝されます。

これがビンテージの黒茶なのです。

ビンテージの黒茶は、熟成した時間が長いため、

その分味のアクセントとしてまろやかさや深みが協調され、より飲みやすくなります。

ただし注意したいのは、こういった古いものほど価値が高い黒茶の場合、

保存状態が少しでも悪いと、すぐに劣化してしまいます。

なので、購入するときには、よく品質を確かめてから買うようにしましょう。

分からない時は、お店の人に聞くのが一番無難です。

ダイエットブームを引き起こしたワケとは?

日本へプーアル茶が伝わってくるようになると、

たちまちCMなどを通して、宣伝が相次ぎました。

それと同時に、プーアル茶にはダイエット効果があるとまで言われるようになりました。

でも、これは本当なのでしょうか・・・?

その根拠として挙げられるのは、現地の人々の食生活があります。

中国広東省、香港、マカオを中心に行われている習慣として、

「飲茶(ヤムチャ)」と呼ばれるものがあります。

飲茶とは、中国茶を飲みながら点心(テンシン:中華料理のこと)を食べることです。

その飲茶が終わった後に、黒茶を飲むという習慣が根付いています。

これは、食後の消化を促進させすることで、

体内に蓄積された脂肪を洗い流すために飲んでいると言われています。

脂肪を洗い流す効果があるということは、

いわばダイエット効果があるという意味にもとらえることができます。

なので、黒茶ではダイエット効果が期待できると言われているのです。

ただし、空腹のときに飲むと、

胃に負担をかけるためあまり良くないとされています。

日本で販売されている健康食品の場合では、その心配はありませんが、

本場の黒茶の場合は注意する必要があります。

現地では「削胃」と言われるほど、その効果は強いとみられています。


【参考文献】成美堂出版編集部(2000)『香りを楽しむ中国茶の辞典』.成美堂出版

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