紅茶ってどんなお茶?特徴や種類について簡単に!

紅茶は中国が発祥だった?

日本では緑茶にも負けないほど、多くの人々に親しまれている紅茶。

紅茶と聞くと、セイロンティー(スリランカ)などを思い浮かべますが、

実は中国から伝わってきた中国茶の一つなのです。

紅茶の起源は16世紀ごろと言われており、

古くから本場の中国では、多くの人々に親しまれていました。

しかし19世紀になると、

本場中国よりもインドやスリランカといった国々での生産が多くなり、

中国=紅茶というイメージは、だんだん薄れていったのです。

紅茶は大きく分けると3タイプある?

中国紅茶を大きく分けると、

工夫紅茶、小種紅茶、紅砕茶の3種類に分類されます。

そのうち工夫紅茶というのは、祁門紅茶を代表する有名な紅茶であり、

古くからつくられている伝統あるお茶です。

因みに、”工夫”という言葉には、手間暇をかけて丁寧に仕上げた、

という意味が込められています。

小種紅茶は、福建省でつくられている紅茶であり、

正山小種がその代表的なお茶です。

イギリスの貴族も飲んでいたとされており、

茶葉を乾燥させるタイミングで、

松柏のスモーキーフレーバーをつけて生産がおこなわれます。

生産地によって高級茶の決め方が違う?

フランスやイギリスといった、

ヨーロッパで生産がおこなわれている紅茶の茶葉おいて、

細かく砕かれているものが高級茶であるとされています。

しかし一方で、中国では茶葉の形がそのまま残っているほうが高級茶として扱われているのです。

また、良質な紅茶を買うときには、

茶葉が紫紅色や紫黒色で、かつツヤが目立っているものを選ぶと良いでしょう。

また、淹れた時には「コロナ」と呼ばれる、

菌の輪っかのような丸い円形が見えるものであれば、

それは良質な紅茶の証拠でもあります。

さらに、お湯が冷めたら若干白く濁るものも、良質な証となります。

紅茶はどうやってつくられるの?

紅茶の製造工程を挙げると、主に4つあります。

つくり方を順番に見ていくと、

萎凋(ウェイディアオ)→揉捻(ロウニエン)→転色(チュアンソー)→乾燥(カンザオ)

のようになります。

萎凋では、天日もしくは室内で茶葉をしおれさせ、

揉捻では、専用の機械を用いて茶葉を揉み、発酵を促進させ、

転色では、茶葉を発酵させ色つやを出し、

乾燥では、温度を一気に上げて発酵を止めたあと、低温で徐々に乾かしていきます。

有名な中国紅茶の種類は?

祁紅毛峰

祁紅毛峰(チーメンマオフォン)は、安徽省(あんきしょう)でつくられている紅茶。

世界的にも知られている祁門紅茶とかなり似た紅茶でありながら、

生産高はとても少ないゆえ、希少価値が高い高級茶です。

そのため、中国よりも海外へ輸出することがほとんどであり、

現地で消費されることは少なくなっています。

小葉種の一芯二葉のみを摘んだものであり、

揉捻に時間をかけ、発酵させてつくられます。

味や香りについては、芳ばしい風味が特徴で、

何も加えずそのまま飲むほうが美味しく味わえます。

渋味や苦味が少ないので、

長く抽出してもさほど味に変化が出ないのも特徴です。


【参考文献】成美堂出版編集部(2000)『香りを楽しむ中国茶の辞典』.成美堂出版

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