中国茶の黒茶とは?どんな味がするの?

黒茶とは?

プーアル茶

黒茶(ヘイチャア)は、日本でもダイエット効果があるとして、

一時期ブームとなったプーアル茶もこれに含まれます。

微生物を繁殖させてつくられる後発酵茶であり、

固形茶や散茶など、様々な形で売られています。

熟成された味わいと香りは黒茶特有であり、

特に香港を中心に、一般家庭で多く飲まれているお茶でもあります。

他の種類のお茶とは異なり、

発酵・熟成する期間が長ければ長いほど重宝されます。

つまり、古いものほど高い価値がつくのが、黒茶ならではの特徴です。

普洱散茶

普洱散茶(プアールサンチャ)は、

日本の中華料理屋でもよく出される一番ポピュラーな黒茶です。

黒茶の中でも簡単に手に入れることができ、

主な産地は、中国・南部に位置する雲南省であり、

雲南大葉種という品種から生産される茶葉を後発酵してつくられます。

脂肪を分解する働きや、消化を促進する働きがあり、

ダイエット効果が期待できるお茶として有名です。

肥満予防も期待できることから、

脂っぽい食事や食後に飲むと効果的です。

後発酵茶ならではのまろやかな甘みと、

深いセピア色の水色(すいしょく)が特徴的です。

陳年普洱餅茶

陳年普洱餅茶(チンネンプアールヘイチャ)は、

円盤状に固められた雲南省のプーアル茶です。

「餅茶」と言われるのは、

昔は丸餅のように手のひらで茶葉を伸ばしながら固めてつくられ、

そのことを「餅にする」と呼んでいたためです。

また「陳年」とは、年を重ねたビンテージ品のことを意味し、

黒茶が原料の場合では、

10~20年にわたって保存されたものが重宝されます。

一方、緑茶が原料の場合、30~40年と長期間にわたって保存されたもの関しては、

味が一番まろやかになり、深い香りが際立ちます。

その中でも60年以上にわたり保存されたものは、ビンテージ品と呼ばれ、

プーアル茶で最高峰の品質と高い価値がつく傾向にあります。

普洱小柁茶

普洱小柁茶(プアールショウダチャ)は、

雲南省の下関(シアグァン)という地域で主につくられている、

お椀のような形をしたお茶です。

その中でも、緑茶が原材料の柁茶と、

黒茶が原材料の柁茶の2種類に分類されますが、

緑茶が原材料の柁茶のほうがメジャーです。

サイズが小さいものは「小柁茶」と呼ばれ、

1個が1人分となります。

カップにお椀の形をした茶葉をポンと入れるだけで、

プーアル茶特有の深みのある香りを感じ取ることができます。

菊普洱小柁茶

菊普洱小柁茶(キクプアールショウダチャ)は、

普洱小柁茶と同じく雲南省・下関を中心につくられる黒茶です。

プーアル茶に杭州で取れた菊の花をブレンドし、

小さいお椀の形に固めてつくられます。

プーアル茶のまろやかな風味に加えて、

菊の花のさっぱりとした味や香りがアクセントとなり、

深みのある風味を強調しています。

お湯を淹れると菊の花が浮かび上がり、

見た目も華やかで面白いお茶です。

保温効果があるプーアル茶に加えて、

目の疲れを和らげる効果のある菊の花が入っていることで、

ダブル効果が期待できます。


【参考文献】大森正司(2002)『からだにいいお茶のすべて』日本文芸社.

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク