中国茶の青茶とは?どんな味がするの?

中国茶の青茶とは?どんな味がするの?

青茶(チンチャ)は、半発酵茶と呼ばれる部類に属しており、

数多くの種類があります。

その代表的なものといえば、

日本でもお馴染みのウーロン茶が挙げられます。

主な生産地は、福建省、四川省、広東省、

それに、台湾の一部地域となります。

大紅鉋

大紅鉋(ダイコウホウ)は、青茶の中でも知名度がかなり高い種類です。

福建省北部にある武夷山(ブイサン)を中心につくられる、

武夷山岩茶の最高峰でもあります。

武夷山岩茶のうち、大紅鉋、鉄羅漢(テツラカン)、

白鶏冠(ハッケイカン)、水金亀(スイキンキ)は武夷四大岩茶と呼ばれ、

そのうち大紅鉋は青茶の中でも、

野性味が特徴的なお茶です。

また、生産地である武夷山は、

世界遺産に登録されています。

岩が長く連なっているところにある色々な種類の茶樹からお茶がつくられます。

しかし、現在は大紅鉋の原木が4本しか残っていないと言われており、

生産量も極めて少ない、

年間だったの1kg程度しか取れないほどです。

そのため、幻の岩茶とも呼ばれるようになりました。

なお、市販で売られているほとんどの大紅鉋は、

原木に挿し木をしたものからつくられていますが、

「岩韻(ガンイン)」という岩茶特有の香りがあります。

東方美人

東方美人(トウホウビジン)は、台湾の新竹県(シンシューケン)でつくられるお茶です。

「香擯烏龍(ジャンピンウーロン)」と呼ばれる特有の香りに、

花のような色彩を持つ茶葉が特徴のお茶です。

梅雨の時に1回、一芯一葉から二葉の白芼を帯びた茶葉を摘んでつくられるタイプの生産方法です。

因みに、東方美人の名前の由来は、

ヨーロッパでは「オリエンタルビュー」と言われることから来ています。

発酵度は70%とウーロン茶の中でも一番高く、

紅茶や甘い蜜のような香りと味わいが特徴です。

安渓鉄観音

安渓鉄観音(あんけいてっかんのん)は、

福建省南部に位置する安渓県でつくられる青茶(チンチャ)の有名な種類です。

丸い形をした茶葉が特徴的であり、

観音様のように美しい輝きを持っていることから名前がつけられました。

一年に4回程度つくられる安渓鉄観音は、

季節が変わるごとに風味が異なるという、

楽しさ溢れるお茶です。

その中でも特に春につくられたお茶は

絶品とまで言われるほど美味しい風味です。

凍頂烏龍

凍頂烏龍(トウチョウウーロン)は、

福建省から持ち込まれた青茶の茶樹を、

台湾の凍頂山に植えたのがはじまりの、

台湾茶を代表する青茶です。

鉄観音と同じように、丸い形をしている茶葉が特徴です。

発酵度は若干低いことから、

芳ばしい香りとまろやかな舌触りを楽しめる、

日本でも人気の高いお茶でもあります。


【参考文献】大森正司(2002)『からだにいいお茶のすべて』日本文芸社.

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