中国茶の有名な産地や特徴とは?

中国茶の有名な産地や特徴とは?

世界的に飲まれている色々なお茶は、

実は中国が発祥だということを知っていましたか?

お茶の木である茶樹というのは、

プーアル茶の生産地である雲南省長江が原産で、

生産量全体の2分の3が長江です。

また、ひとくくりで中国茶と言っても、

地域によってはお茶の種類が大きく異なるのも中国茶の特徴です。

広大な面積を誇る中国では、

地域によってお茶の性質がガラリと変わります。

たとえば、香港では黒茶(ヘイチャ)が、

福建省の一部では青茶(チンチャ)の一種であるウーロン茶が飲まれています。

プーアル茶の場合は雲南省でよく飲まれているのです。

一方、白茶(パイチャ)や黄茶(ファンチャ)は高級茶であることから、

普段の生活で飲むということはあまりなく、

お祝いの席などでよく出るお茶です。

ここでは、そんな十人十色な中国茶の産地やその特徴をご紹介します。

中国茶の主な産地とは?

プーアル茶

福建省、広東省

福建省では、中国北部に位置する武夷山(ブイサン)と中部の安渓県(あんけいけん)が中国茶の産地の中心地となります。

日本でも武夷岩茶(ブイガンチャ)や白毫銀針(ハクゴウギンシン)が有名です。

また、安渓県では安渓鉄観音(あんけいてっかんのん)や正山小種(せいざんしょうしゅ)が有名な中国茶として知られています。

一方、中国東部に位置する広東省では、
鳳凰山周辺が産地であり、

ウーロン茶などの青茶(チンチャ)が多く生産されている地域です。

鳳凰単叢(ホウオウタンソウ)やウードン単叢、石古坪(せきこへい)などが有名です。

雲南、広西省

ミャンマー、ベトナム、ラオスなどの国境に近いところにあり、

アジアの交差点とも呼ばれる雲南省は、
お茶の発祥の地として知られています。

雲南省は黒茶(ヘイチャ)の一種であるプーアル茶を数多く生産している地域であり、

固形茶からヴィンテージ茶まで、

幅広い種類の黒茶を生産しています。

なお、広西壮(こうせいそう)族自治区という地域は、

日本でも一時期プームを起こした甜茶(テンチャ)の生産地でもあり、

花粉症を予防するお茶として流行りました。

安徽省、江蘇省、浙江省

この地域は、中国茶の約70%以上を占めており、

緑茶や紅茶を多く生産しています。

そのうち安徽省(あんきしょう)は緑茶の一種である黄山毛峰(コウザンモウホウ)や、

希少価値の違い黄茶(ホアンチャ)の一種である霍山黄芽(カクザンコウガ)などを生産しています。

江蘇省の上海市では、

中国の緑茶を代表する一つの碧螺春(ヘキラシュン)が有名であり、

お茶を入れるための茶器もつくっています。

浙江省では杭州市などで、

西湖龍井(セイコロンジン)といった銘龍井茶(メイロンジン)を、

また、九曲紅梅(キュウキャクコウバイ)といった高級な紅茶も多く生産しています。


【参考文献】劉泱昊(りゅうようこう)(1981)『中国茶 きれいにやせて美しく』 実業之日本社.

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク